
駄目です!(ハッキリ)災害時に必ず後悔します。今回はそんな方に向けて災害時の食品備蓄について紹介します。
こんにちは。図解療法士のひろです。見ていただいてありがとうございます。
最近地震が多いですよね。
地震が起こるたびに水、インスタント麺やら缶詰を買い集める。
このような行動をしている人は多いのではないでしょうか?
そう!私です(´・ω・`)
これには〝美味しくない〟〝コスパが悪い〟〝栄養素の偏り〟という問題がありますが、「災害時だから仕方ない」という意識が大きいと思います。
そんなことにならないよう日々の生活で備蓄食を取り入れていく必要があります。

詳しいプロフィール Twitter(hiro_z_therapy)
目次
備蓄食は炭水化物に偏る図


上記の図を見ると備蓄食の偏りがあるのがわかると思います。
下記は実際に災害に合った方の意見です。
Aさん「毎日インスタント食品は辛い」
Bさん「備蓄していたのは炭水化物ばかり」
Cさん「缶詰の味が濃い」
Dさん「野菜が圧倒的に足りない」
Eさん「配給も炭水化物のものが多い」
Fさん「普段食べているものが食べたい」
Gさん「口内炎が増えたり、肌荒れしたり、便秘になったり。」

確かに味がついている缶詰って濃いよね。たまになら美味しいんだけど毎日となると結構辛いかも。
‖足りている食品は〝穀物〟

□安くて量が多い:パスタ、袋麺、米
□定番お菓子:カンパン、ビスコ
□アレンジが効く:ホットケーキミックス
備蓄食の定番は穀物(炭水化物)です。美味しいしお腹にたまります。
ホットケーキミックスは緊急事態宣言の時も売り切れてましたね。。。

炭水化物は体を動かすエネルギーなので災害時の食事としては必須です。そのため配給食品もパンやおにぎりが多いのです。ただタンパク質やミネラル、ビタミンなどその他の栄養素も必要です。
‖足りていない食品は〝野菜〟

□備蓄=野菜というイメージがない。
□野菜の備蓄食もあるが値段が高い。
→例えば上記のカゴメの商品
「美味しい」という意見もありますが「口に合わない」という意見もあります。

野菜の備蓄食って高いよね。もったいなくて普段使いはしづらいし。

野菜の備蓄食って種類も少ないですしね。災害時には普段食べていないものを食べる機会が多くなります。災害時にこそ普段食べ慣れているご飯を食べることで、疲れた心を落ち着かせる効果が期待できます。
新・備蓄食の定義


この3つの条件を意識して備蓄食をストックすれば〝美味しくない〟〝コスパが悪い〟〝栄養素の偏り〟問題から脱却できます!
‖条件1:美味しい
□自分の〝舌〟に合った備蓄食を見つける。
→レビューが良くても自分が美味しいと感じるかは別です。
→食べ慣れない物は災害時美味しく感じない可能性もあります。
‖条件2:リーズナブル
□普段から使いやすい備蓄食を見つけよう。
→備蓄食として売られているものは基本的に高いです。
→割高の備蓄食=必ずしも美味しいわけではないです。
‖条件3:栄養バランス
□特定の栄養素に偏らないようにしよう。
→5大栄養素=炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンを意識しましょう。
→普段から野菜の缶詰、乾燥野菜や海藻も活用して栄養を取りましょう。

なるほど!普段から自分に合った備蓄食を探して食べればいいのね!!

備蓄食を定期的に食べて、買い足していくことを〝ローリングストック〟と言います。災害があった時だけでなく、定期的に備蓄食品を食べましょう。
普段使いできるオススメ備蓄食


不足しがちな備蓄食品を意識して普段から取り入れましょう。
‖主に体を作るもとになるもの
□栄養:たんぱく質、ミネラル
□備蓄:肉魚缶詰、スキムミルク、豆乳、乾燥海藻類、豆類、
→たんぱく質が不足すると免疫力、思考能力、全身の代謝機能が低下します。
→ミネラルが不足すると疲労感、貧血、食欲不振、痙攣など体の不調を招きます。
‖体の調子を整えるもの
□栄養:ビタミン
□定番:日持ち野菜、乾燥野菜、ナッツ、トマトジュース(野菜ジュース)
→ビタミンが不足すると肌荒れ、口内炎、ニキビなど体を正常に保てなくなります。
‖おもにエネルギーのもとになるもの
□栄養:炭水化物、脂質
□定番:日持ち野菜(イモ類)、米、麺類、油
→炭水化物が不足すると疲労感や集中力の低下を招きます。
→脂質が不足すると上記の症状+ビタミンの吸収が低下し肌荒れや便秘の症状が出現します。

早速食べてみたけど、美味しくないものもあるね。笑
自分に合う備蓄食を見つけるぞー!!

スーパーで美味しくて安くて栄養のある備蓄食を探すのは結構楽しいですよー。普段から備蓄食を備えて万が一に備えましょう!では!
災害時のご飯。乾パン、インスタント麺、パスタ。非常時だし食べられたら何でもいいよね?